風力発電の仕組み

 

 風力発電は、風車のブレード(羽根)が風を受けて回転すると、ブレードから伝えられた回転運動を増速機で一定の回転数に上げて発電機を動かし発電する仕組みになっています。

 風力発電システムには、ナセル(発電機本体)の上に風向風速計がついており、そのデータによって、常に風の方向を向くようにするヨー制御や、強風の時にブレードの角度を変えて自動的に風車を停止させる機能などが備わっており、より多くの安定した出力が得られるような工夫がなされています。

 リパワー社のMD77は、風速3mで発電をはじめ、風速があがるにつれて、発電出力が上がっていきます。風速約12メートルを越えると最大出力の1,500kwとなり、風速20mまでは1500kwのままです。そして、風速20mを越えると安全のため、停止し、発電出力はゼロとなります。

 

リパワーMD77の性能

風速

発電出力

風速

発電出力

(m/s)

(kw)

(m/s)

(kw)

1.0

0

8.0

594

2.0

0

9.0

846

3.0

2

10.0

1,100

4.0

44

11.0

1,318

5.0

129

12.0

1,467

6.0

241

13.0〜20.0

1,500

7.0

396