令和6年10月29日及び11月7日に、鳥取市の日光池で採取した野鳥の糞便から、高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されました。 

 鳥インフルエンザは、ペットの鳥にも感染します。飼っている鳥や飼育場所に野鳥や野生動物を近づけないようにしましょう。

傷ついた野鳥を見つけたときは、最寄りの保健所(鳥取市保健所、中部・西部総合事務所)にご相談下さい。

 鳥インフルエンザは通常、人には感染しません。人の体内に大量のウイルスが入ってしまった場合に、ごくまれに感染することが報告されています。海外では、人から人へ感染したことが疑われる事例が数件報告されていますが、いずれの事例も、患者の世話をした家族が感染するなど、ある程度の期間、密接に患者と接触したことによる感染と考えられています。

愛玩鳥の飼育上の留意点

 飼育されている愛玩鳥などの感染を予防するため、次の点をご承知ください。
 エサ箱や水飲み場に野鳥や野生動物を近づけない

 野鳥や野生動物との接触を避ける

 こまめに清掃と消毒を行う(※)

 飼育小屋には専用の靴に履き替える

 飼育者は愛玩鳥等と過剰な接触を控える

 (※)鳥インフルエンザウイルスは、薬局等で市販されている塩化ベンザルコニウム(一般に「逆性石鹸」と呼ばれています。)で容易に死滅します。消毒面積が広い場合や清掃した糞の消毒には、「消石灰」の散布が有効です。消石灰はホームセンター等で購入できます。

 

参考リンク

 鳥取県高病原性鳥インフルエンザ(愛玩鳥)(くらしの安心推進課ウェブサイト)

 高病原性鳥インフルエンザへの対応(鳥取県)

 高病原性鳥インフルエンザ(野鳥)(緑豊かな自然課ウェブサイト)

 高病原性鳥インフルエンザに関する野鳥監視調査(鳥取県)