豊かなふたつが、誇れるひとつになって、巨大な風車もたのもしく稼働した。
真っ直ぐにたくましく、
足腰の強い私たちのまちづくりは、
まだ始まったばかり。
自然と人・まちと人・人と人
安心して住み続けられる
魅力のある町にするために
Hokuei Town’s Administration |
호쿠에이초의 행정 |
環境豊かな自然環境を守り、後世に伝えていくことは、今を生きている私たちの責任であり、大切な使命です。 そのためには、環境に対する意識をさらに高め、エコライフを実践していくことが求められています。 北栄町では、まち全体で環境に対する意識を高め、資源循環型社会へと転換していくため、風力発電をシンボルとして、ごみの減量や分別、資源リサイクル、地球温暖化防止活動など環境にやさしいまちづくりに取り組んでいます。 また、ごみのないまちづくりに向けて、町内一斉クリーン活動の実施やまちづくりグループによる花いっぱいの美しいまちづくりの取り組みなど快適でうるおいのあるまちづくりが進められています。
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健康福祉住民一人ひとりが心を通わせ、住みなれた地域で生涯を健康で生きがいある生活を送るために、福祉、保健サービスの充実に努め、健やかな地域社会を構築していくことが町の使命です。現在、北栄町では保健医療、高齢者福祉、障害者福祉、子育て支援など、地域健康と福祉を総合的に推進する体制づくりを進めています。 高齢者体力測定のようす 保健の分野では、母子保健・健康増進・生活習慣病予防対策などの保健対策、そして福祉の分野では、介護保険制度の改正に伴う介護保険、高齢者福祉の総合相談窓口を地域包括支援センターで一本化し福祉サービスの充実、連携を強化するなど、町ぐるみで健康づくりと福祉の向上に取り組んでいます。 |
生涯学習豊かな自然と、穏やかな地域性の中で、特色ある教育を展開し、自ら学び考える力の育成と、社会の変化に自ら対応できる、豊かな人間の育成を図ることを基本とした、教育推進に努めています。また、生涯教育、生涯スポーツ、文化の町づくりの充実を目指し、地域住民の自主的、積極的参加により、町民が心豊かな生活がおくれるよう推進しています。 中央公民館を核とした各種教室、スポーツクラブによるスポーツ大会の開催、町直営でのすいか・ながいも健康マラソン大会、北条砂丘クロスカントリー大会、由良川いかだレース大会など地域ボランティアの協力によるイベントにも取り組んでいます。 大勢の参加で盛り上がる町卓球大会 また、「差別のない明るい町づくり」を推進するため、部落差別をはじめあらゆる差別をなくする条例を基本に、同和教育、人権教育の推進を積極的に進めます。特に人権・同和教育小地域懇談会、同和教育交流研修会は、本町の人権同和教育の中心的な取り組みで、おおきな成果をあげています。 |
生活環境そこに暮らす人々の生活を快適で豊かなものにするためには、より良い生活環境づくりが大切です。毎日の生活に欠かせない水については、北栄町では安心な水を安定して供給するため、水道施設の整備拡充、老朽施設の更新を計画的に図っています。また、快適な生活環境のために、公共下水道・合併処理浄化槽の整備を進めます。 一方、安全で安心して暮らせる地域づくりのため、国道9号(山陰道)と国道313号(地域高規格道路北条湯原道路)の連結による広域交流、高次医療施設への時間短縮などが期待できます。 町消防団防災訓練 また、自然災害を未然に防ぐために由良川改修、北条川放水路整備を計画的に進め、防災無線、告知放送による災害情報伝達、町消防団の充実など、町防災計画に基づき防災体制の充実を図っています。 |
産業振興北栄町では、北部の日本海に面する砂丘畑での砂丘らっきょうや砂丘ぶどう、砂丘ながいも、南部の丘陵地帯に広がる黒ぼく畑の大栄すいか等の施設野菜、由良川、北条川沿い等を中心とした水田地帯での水稲、西部、南部の酪農、肥育牛等、地域の自然条件を活かした多様な生産に取り組み、西日本有数の農業どころとなっています。現在では、担い手の育成はもちろん、農作業の効率化と低コスト化を目指した大区画水田営農や消費者ニーズに対応して安全・安心な農産物の生産に取り組む等、先進的で夢と魅力のある農業経営の実現に努めています。 また、商工業も盛んで、めざましい発展を遂げています。商工会の活動を支援し、今後も地域産業の経営の近代化、安定化を図ります。さらに企業進出等を支援し、地域産業の活性化と雇用の確保に努めます。 立ち並ぶスイカビニールハウス 観光においては、既存の観光資源を生かしながら、本町出身の漫画家青山剛昌さん原作の「名探偵コナン」を活用し、来春オープンの「青山剛昌ふるさと館」を核として、新生「コナンの里づくり」を進め、新しい観光ゾーンを計画します。 |
行政と議会
私たちは、誰もがふるさと北栄町が安心して住み続けられる魅力ある町であることを願っています。この願いを実現させるために、『人と自然が共生し、あたたかい心のふれあうまち』を将来像として県下で初となる町自治基本条例の策定を進めています。町では、総合的かつ効率的な行政運営に努め、信頼される組織づくりを職員一丸となって推進しています。また、地域の自立と責任が問われる地方分権の時代においては、住民参加型の行政を推進し、住民一人ひとりが責任を自覚し、魅力ある北栄町を目指しています。
一方、選挙で選ばれた18人の議員で構成されている北栄町議会。ここでは、北栄町の意思を最終的に決定するところであり、町が行う施策や事業が本当に町民の意思を反映し、有益なものであるかどうかを監視する役割も果たしています。常に住民の立場で考える事を忘れずに、各施設や予算編成について、慎重に審議・議決・認定を行い、執行機関である行政と一体となり住み良い北栄町実現に取り組んでいます。また、議会本会議などはケーブルテレビで中継するなど、開かれた議会をめざしています。
広報北栄・議会だより
北栄町が毎月1回発行している「広報北栄」は、自治会を通じて皆さんのもとへ届けられています。皆さんに親しまれるよう身近な話題から、行政情報、暮らしの情報など掲載しています。また、議会で審議された内容を町民のみなさんに分かりやすく伝えるため、「議会だより」を年4回発行し行政の情報を少しでも知っていただくように発信しています。